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日本の主力である製造業が軒並み赤字・減収となるなど、右肩下がりの日本経済であるが、清涼飲料業界は、各社横ばいと言える程度で推移しているようである。清涼飲料の市場維持の理由としては、震災の影響で製造ラインが停止した影響をミネラルウォーターでカバーした面が大きい。TISSOTティソ T-Classicクラシックシリーズしかしその中で缶コーヒーだけは、大きな影響を受けることなく売り上げを堅持している。
サントリーのBOSSシリーズは2011年、対前年比で102%と市場を上回る売り上げを達成。Citizenシチズン 機械式メンズ時計また、キリンビバレッジのファイアシリーズは、2011年の実績は2936万箱と前年比101%で着地している。JT <2914> も主幹ブランドであるルーツの堅調な売上増により、飲料事業全体の売り上げが第3四半期累計実績で対前年比23億円増、アサヒ飲料のワンダシリーズは、CMやキャンペーンの効果も大きく、3862万箱と対前年比で108%もの伸びを示し、業界シェアを大きく伸ばしている。SEIKOセイコー Kinetic キネティック なぜ、このように缶コーヒーは堅調に推移しているのか。それは、各社が流行を的確に捉えた商品展開と、質や香りなどに対する古くからのこだわりを堅持した商品との併存が、理由としてあげられるのではないだろうか。 フェンディ先月サントリーから発売された「ボス リッチ オン リッチ」や、今月7日からキリンビバレッジより発売の「小岩井 濃厚カフェオレ」などが、一時期の微糖ブームが落ち着きを見せ、濃さや深さ、クリーミーさなどへの流行シフトを的確に捉えた前者の好例であろう。また、日本コカコーラが昨年販売を開始した「ジョージアクロス」も変化球ではあるが、嗜好の変化を示す商品化と言える。ベルト belt エルメス 一方で、伊藤園 <2593> から販売されているタリーズコーヒーシリーズは後者の例であろう。ただ流行を追うのではなく、コーヒー本来の香りや味わいを引き出すことに注力しているシリーズである。 ルイ・ヴィトンまたダイドードリンコ <2590> は、テレビコマーシャルで馴染みとなった「ブレんなよ!」のフレーズに象徴される「ダイドーブレンドコーヒー」や、昨年9月にフルリニューアルした「デミタスコーヒー」シリーズに見られるように、創業以来のこだわりを堅持し続けて固定ファンを獲得している代表例であろう。 流行を追って様々な味わいを堪能するのも良い。IWC IWCその他しかし、変わらぬ味がいつでも楽しめる安心感ある商品も必須である。この二本柱が、ブレない缶コーヒー市場を作り出しているのではないだろうか 緑茶飲料の爆発的ブームが去り、ウーロン茶飲料もその生産用が減りつつある中で、2010年には麦茶やブレンド茶の生産量を追いぬき、年々着実にその生産量を増やしている紅茶飲料。SEIKOセイコー Five ファイブ今年も各飲料メーカーが積極的に新商品を展開し、更なる市場拡大を窺っている。 長らく紅茶飲料をけん引してきたキリンビバレッジの午後の紅茶シリーズは、エスプレッソティーやブラック無糖などといった商品を展開し、また折からの健康志向を受けて今月から、脂肪ゼロ・砂糖ゼロ・低カロリーミルクティーとしてラベンダーの香りが楽しめる商品を発売。TISSOTティソ T-Pocket懐中時計シリーズアサヒ飲料も、2010年にティオブランドを復活させ商品展開をしているだけでなく、同社の主幹となっている十六茶シリーズから「こんがり焙煎ミルクティー」を販売している。また、伊藤園 <2593> のティーズティーシリーズのチャイミルクティーなど、近時の生姜ブームと相俟って、チャイの商品も多く展開されている。 Omega オメガ さらに、従来の主流であるストレートティー、レモンティー、ミルクティーでの展開だけでなく、この市場拡大を受けて広がりを見せているのは、個性的なフレーバーや嗜好の商品である。1992年から紅茶花伝シリーズを展開する日本コカコーラは苺ミルフィーユロイヤルミルクティーやスパークリングティーなどを発売。IWC アクアタイマーリプトンシリーズを展開するサントリーは、昨年10月発売のアップルティーを皮きりに、11月にはミックスベリー&ローズヒップを、今年1月からはピーチ&アロエティーの販売を開始している。また、ブレンドコーヒーや復刻堂シリーズの印象が強いダイドードリンコ <2590> からも、アセロラ紅茶が今年の新商品としてラインナップしている。 Titoniチトニ Impetus また、不二家 <2211> がネクターシリーズとして初の紅茶飲料、「とろける紅茶」を今月から開始することからも、飲料業界の積極的な紅茶市場開拓と、市場に寄せる期待の大きさが見て取れる。生産量や売上高でみれば、嗜好飲料としてはまだまだコーヒー飲料ほど一般的ではない紅茶飲料であるが、一時のブームとならずに市場を確保できるのか、今後の動向が楽しみである。D&G レディスシリーズ PR |
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